kirtan(キルタン)
キルタンとは
キルタンは歌うヨガとも、歌う瞑想とも呼ばれる「バクティヨガ」の一種です。
バクティヨガとは、献身のヨガとも言われ、神様へ自分自身を捧げるものです。キルタンはそれを歌で表現しています。
キルタンについては、私の先生でもある、堀田義樹さんがブログにつづっておられますので、そちらをどうぞ。
ワタクシはこのメッセージ以上に、端的に、美しい言葉で、キルタンを語れません。(汗
http://yoshiki-imaginations.hatenablog.jp/entry/2016/11/11/085300
そもそも、「キルタンってヨガなの?」と思う人も多いと思いますが、ヨガのゴールが、
「心の様々な作用(怒り、迷い、羨み・・・などなどから起こる全て)を死滅すること」
であることを思い出すと、キルタンを体験した時、それがしっくりと腹落ちしてきます。
心が鎮まっていく感覚は、まさに「瞑想」です。
静寂の中で座って行う瞑想では、時間の経過ばかりが気になって、「もう10分たったかな?」とか、外の世界の音が気に刺激されて「あ、そう言えば・・・」と別の思念が浮かびやすく、なかなか集中するのが難しかったりしますが、キルタンは「歌」なので、楽に最後まで集中して「歌いきる」ことができます。
とっても楽に瞑想状態に入れる最高のツールだと思います。
私自身、何かあって心を穏やかにしたいとき、静寂に身を置けない時(ほとんどの日常がそうですよね、育児をしている時とか、自転車に乗っている時とか。)や、急いで負の感情に支配されている状態から抜け出したい時など、キルタンの力を借りることが多くあります。
まれに宗教っぽく感じられることもありますが、教会で結婚式をあげたり、そこで讃美歌を歌ったり、「ハレルヤ」や「アベマリア」が好きな日本人の多くがキリスト教徒ではないのと同じように、それと、これは、また別の話。
難しいことは考えず、是非、キルタンの不思議な魅力を体験してみてください。
キルタンに参加するにはどうしたらいいの?
月に1回、田端の朝ヨガでは「キルタン付きクラスが開催されます。
朝ヨガが終わった後、20分くらいキルタンをやっています。
ここではキルタンコンサートではなく、キルタン練習会としてやるので、キルタンのみの参加費は無料です。(キルタンだけ参加したい方は、ご連絡ください)
「やったことないし。マントラとかしらなし。音痴だし。」という方、ご安心ください。
キルタンは、リードのコールに合わせて、同じフレーズを同じ音楽でレスポンスするので、事前に何も覚える必要もなく、もちろん上手に歌う必要もありませんので、気楽にご参加ください。
ちなみに、これは、「ハルモニウム」というインドの楽器です。
キルタンの時にはハルモニウムがよく登場しますが、ハルモニウムでないといけないわけではないので、ウクレレでやったりもします。
身近に楽器がある方、良かったら楽器をお持ちください。
これまで、ウクレレやギター、アコーディオン、などでご参加くださった方もいます。最近は、アイヌの楽器「ムックリ」でご参加いただきました。
皆さまのご参加をお待ちしております。
ナマステ