お香とヨガ
昔から「香り」が好きで、アロマにはまった時期は、コレクションのように精油を集め、ブレンドしてオリジナルの香りを作り出したりして楽しんでました。
そんな私が、最近はまっているのが、メイドインジャパンな線香や、そこから少しカジュアルにアレンジされている「お香」。
夏くらいから、産後ヨガでは、ヨガのクラスの前に、くゆらせて楽しんでます。
先週の土曜日は、「金木犀(きんもくせい)」を田端の朝ヨガクラスでも炊いてみました。
1粒のコーンタイプだったのですが、会場に甘い香りが広がり、後ろの方にもきちんと香りが広がったようです。
こうして、興味が、「アロマエッセンス」から「お香」になった私ですが、「やっぱり日本人だかお香の香りの方が落ち着くのらかしら・・・」なんて思っていたら、この線香やお香、”インド”がルーツだそうな。
線香の製法は、アーユルヴェーダにも記載されていて、
しかも、香木として貴重な「伽羅」は、サンスクリット語の「Kara(黒い)」から来ているそうで。
ここでも、古代インドとつながってしまいました。
ヨガの前に香りをたくことについては、賛否もあるかもしれませんが、個人的には始める前に炊くことは、自律神経を整えるのに非常に助けになると思っています。
医学的には、ニオイは鼻から入り、いくつかのルートで伝達されていくそうですが、脳の視床下部を経由して脳下垂体に伝わるルートがあるそうです。
まさに視床下部は自律神経やホルモンをコントロールするわけですから、香りを嗅いで自律神経が整うことも理屈がとおりますね。
リケジョなのでどうしても科学的な裏付けを取ってしまいがちな私ですが、
純粋に香りをまとうと心が落ち着くんです・・・・というのが素直なところです。
「今日は何の香りかな?」という楽しみも持って参加していただけると幸いです。
ナマステ